ZONE3つのゾーン
駅前中核ゾーン
最先端であり中心でもある、街のあらゆる機能をつかさどる
エネルギー管理、交流、そしてビジネスを加速するオフィス空間など、スマートシティの中心となる機能を一カ所に集約した「ゲートスクエア」。 この街の誕生によってスマートシティの地域一体での運営が本格化。この場所から環境に寄り添う新しい暮らし、賑わい、イノベーションが生まれてきます。

多様な人、最先端の情報の交流から生まれるアイデアや、開発のスピードアップなど、より創造的なビジネスのための拠点となるオフィス空間「KOIL」。ベンチャー支援の専門家によるサポートや国内外の起業家などとのネットワークにより未来への種を生み出し、街に期待感を運びます。〈ゲートスクエア「ショップ&オフィス」/4〜6F〉

ファッションからデジタル家電まで、日常生活を彩る多様な店舗がオープン。エリアエネルギー管理システムの中核となる機能を備えたスマートシティならではの商業施設として誕生します。〈ゲートスクエア「ショップ&オフィス棟」1〜3F〉


世界に開かれた国際学術都市にふさわしい交流空間、「柏の葉インターナショナルビレッジ」。キッチンを備えた共用リビングなど充実の設備を備え、海外からの留学生や研究者同士の交流を育みながら快適な暮らしをサポートします。〈ゲートスクエア「ホテル&レジデンス」/14F〉

出張者や研究者も利用する本宿泊施設では、客室に書斎デスクやIT環境を備え、温泉大浴場を導入しています。また、大型ホール・各種カンファレンスルームが併設されています。

391名収容の大型ホールをはじめ大小6室の会議室でセミナーから展示会まで幅広いニーズに対応します。また駅前立地と上階のホテルとの連携もできるため国際会議の開催も可能。この場所から生まれる知識や交流が世界を変えていくかもしれません。
〈ゲートスクエア「ホテル&レジデンス」/2F〉

電力供給・制御設備棟。停電や災害時にも電力供給が可能です。低炭素かつ省エネルギーを基にしたビジネス&ライフスタイルを提供するこの街にかかせない設備です。

ゲートスクエアとららぽーと柏の葉に面した芝生に覆われた広場では、仕事の緊張を解きほぐし、ショッピングの合間に一息つける屋外空間となります。

人の流れの起点とともに交流のハブともなる空間をめざした「プラザ」。水と緑を感じられる空間は多彩な交流を生みだします。





豊かな自然を継承しながら、中庭「セントラルパティオ」を中心に3つのタワー、2つの中層棟を配した居住区です。

オフィスやホテル、商業施設などを有機的に結びつけ、暮らしやすさ、快適さを提案する総戸数880戸の分譲住宅です。


東京大学フューチャーセンター機構は「超高齢化」「次世代交通」「エネルギー創成」など東京大学の膨大な研究資産と企業をむすびつけ、新しい事業や研究領域の開拓を進める施設。社会実験のデータベース化や社会連携手法の体系化などを行いながら、その成果を全国に、世界に発信していきます。

地域をベースに、市民と行政、企業、大学など多様な主体が連携して街づくりを進めていくための拠点、それがUDCKです。会議等の場を通じて、既定の業務や研究をつなぐ役割とともに自らが専門性を持ち、構想、計画、推進するシンクタンク的な機能を備えています。
イノベーションキャンパスゾーン
01イノベーションキャンパスゾーン
柏の葉国際キャンパスタウン構想では、柏の葉キャンパス駅の北側、国道16号線沿道エリアを「イノベーション・キャンパス地区」と位置づけ、交通至便で大学にも近い立地や、大規模敷地の残る土地条件の優位性、2号調整池を中心とする水・緑の環境を活かした複合用途型産業創出地区の形成を目指しています。駅前エリアで取り組んできた公・民・学連携によるアーバンデザインや、環境共生型開発の経験をベースとしながら、当地区のまちづくりのマスタープラン「イノベーション・キャンパス地区まちづくりビジョン」を2017年3月に定めました。本ビジョンの策定にあたっては、柏市・千葉県・三井不動産も含めた「中核地区戦略部会」(座長:出口敦東京大学教授、学識委員:上野武千葉大学教授、鈴木弘樹准教授)を2014年に設けるとともに、米国の設計事務所ZGF社を中心とするポートランドの専門家チームの知見も生かし、日建設計の協力を得ながら検討を進め、UDCKは全体の事務局となって内容をとりまとめました。本ビジョンの中身をベースに、柏市では景観重点地区を指定し詳細な基準を設定。また独自に環境配慮ガイドラインも地権者の同意を得て定めました。

02イノベーションキャンパスゾーンにおける目指すべき街づくり
柏の葉エリアは、千葉県・柏市・千葉大学・東京大学・UR都市機構・三井不動産が共同策定した「柏の葉国際キャンパスタウン構想」に基づき、国際学術研究都市・次世代環境都市を目指す街づくりが進められています。同構想では、先行開発エリアである「駅前街区」に対し、その隣接する北側一帯を次期開発エリア「イノベーションキャンパス(複合用途型産業創出地区)」と位置づけ、公・民・学連携による開発が進行しています。「イノベーションキャンパス」では、居住機能に加え、業務・研究機能や商業機能を同エリアに集約させ、職住が近接し、街の賑わいを生む多機能コンパクトな街を目指しています。
複合プレミアム創出
- 職
- 「企業誘致」
- 学
- 「共同研究事業」
- 住
- 「賃貸マンション」
- 遊
- 「商業施設の集」
- 昼夜人口バランスの最適化による賑わい創出
- 用途多様化によるエネルギーの最適利用

- オープンイノベーションの実現
- 企業、大学、研究機関、住民が
連携して新産業を共創

03これまでの取り組み
1, 調整池の硬質化に伴う、アクアテラスの完成(2016年)
「アクアテラス」は自然共生型の親水空間として整備したゾーンです。地域の価値向上のため、UDCKと三井不動産などが中心となり、大規模な改修を行いました。調整池をパブリックなオープンスペースとして整備することで、周辺で働く人や住む人にとっての憩いと交流の空間が生まれ、今までにない「新しい街のライフスタイル(働き方・暮らし方)」が可能となります。また、賑わいのある街や自然豊かな街が実現することで街の魅力が高まり、国内はもとより海外の企業や研究機関などの関心も高まることを期待しています。

2, 柏の葉T-SITEの開業(2017年)
- (1)自然との共生を実現する新しい商業空間
水と緑に包まれた空間設計の文化エンターテインメント施設マガジンストリートを軸に水辺のある風景を施設の雰囲気に取り込みながらガーデンやテラスを展開
- (2)多様な人々の出会いと交流を生み出す場所づくり
世界の最新情報とライフスタイルを届ける書店、語らえるカフェなど周辺地域の人々が交流する場として、「柏の葉スタイル」を体感する街づくりを実現

04これまでの評価
ND部門でのプラチナ認証取得は、日本初となり、42ヘクタールに及ぶ対象エリア(柏の葉イノベーションキャンパスを中心としたエリア)は世界でも最大級となります。
- ・公・民・学連携による先進的な街づくり
- ・好立地で実現した自動車に依存しない街
- ・柏の葉エリアならではの革新的な取り組み
- ・生態系が保全された自然豊かな公園が隣接
- ・新築建物等に関わる一定レベルの環境性能基準への同意
※LEEDとは、米国のグリーンビルディング協会(USGBC)が運営する環境性能認証制度で、環境配慮型の建物と敷地利用の牽引を意味する「Leadership in Energy and Environmental Design」の頭文字をとって名付けられています。同制度は、環境配慮型の建物や敷地利用が評価対象で、環境性能を様々な視点から評価するため、「BD+C(建築設計および建設)」「ID+C(インテリア設計および建設)」「O+M(既存ビルの運用とメンテナンス)」「ND(近隣開発)」などの分野に分け、それぞれを「サーティファイド(標準認証)」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4ランクで格付けしています。

大学共生ゾーン・その他




「世界最高のがん医療の提供」と「世界レベルの新しいがん医療の創出」の2つのミッションを掲げ、併設する先端医療開発センター(EPOC)と一体となってその遂行に取り組んでおります。
