INITIATIVESスマートシティの取り組み
健康への取り組み
01子供からお年寄りまで、みんなが健康で元気に暮らせる街
現在、日本は世界に類をみない超高齢化社会を迎えようとしています。その中で、住み慣れた街で安心かつ健康な生活を営み、会社をリタイアされた人でも能力や知見を活かした社会参画の機会が得られる街を目指して、街づくりを推進しています。

02健康の情報が集まる街
ららぽーと柏の葉北館3階全体は、「街のすこやかステーション」として、健康にかかわるサービス施設を集めた健康長寿都市のランドマークとなるフロアです。無料で健康に関する情報や、健康増進サービスの提供を受けられるまちの健康研究所「あ・し・た」(「あるく」「しゃべる」「たべる」の頭文字を取った施設)などがあり、地域の健康を見守っています。
03思わず歩きたくなる街
豊かな自然に囲まれた柏の葉キャンパスはランニングだけでなく、ウォーキングや散歩にも最適な場所です。そのため、ウォーカビリティの向上と関連が示されている国内外の事例を集め、柏の葉版のウォーカブルデザインガイドラインをまとめました。また、その中で紹介されているコースを含んだウォーキング/ランニングコースを閲覧しガイドしてくれる柏の葉ロードマップガイドHPを作成しました。駅の近くにはランニングステーションもありますので、着替えやシャワーにも困りません。
04働くことが楽しくなる街
柏の葉に住む人が「活き活きと生きる」ことができるように、柏の葉キャンパス駅から半径3km圏内の求人情報を集めたサービスです。 2030年の居住人口約26,000人、就業人口約15,000人を目指す柏の葉キャンパススマートシティで、職住近接の働き方をご提案することで皆様のワーク&ライフをより充実させることができたらという想いで立ち上げました。
05子育て世代を応援する街
大規模賃貸マンション「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト」では、仕事と家庭を両立したい子育て世代を応援するために、建物内・敷地内に保育園や学童保育施設のほか、小児科クリニックや病児・病後児保育施設などが入居する等、子育て支援施設が集約されています当該マンション住民の方のみならず、街の方々全員にご利用できる施設になっております。
06毎日の「食べる」から健康を支える街
食べる喜びをしっかり味わいながら健康になる、それを可能にするのが「ロカボ」です。ロカボとは一食あたりの糖質量を20~40g、1日の総摂取量を70~130gにすることを定義としています。糖質制限は高血糖や血糖値の激しい上下動を抑えるための食事法であり、カロリーは同じでも糖質を制限することで血糖の上がりやすさに違いがでます。糖質が多く含まれる主食とスイーツ以外はカロリーを気にせずどんどんお腹いっぱいになるまで食べても大丈夫。ロカボを実践することで生活習慣病の予防になり、血糖値・血圧・高脂血症等の改善が期待されます。柏の葉キャンパス駅高架下の「かけだし横丁」ではそのロカボメニューを提供しております。
人と環境が共存していくための未来型の環境共生都市
柏の葉ならではの豊かな自然環境を地域資源として活かしながら、「省エネ・創エネ・蓄エネ」や次世代交通システム、緑化プログラムなどの整備を通じて、災害時にもライフラインを確保し、人と環境が共存していける未来型の環境共生都市を目指しています。
01エネルギーを効率的に活用する街
街全体でエネルギー利用の最適化を進める「柏の葉スマートシティ」。その中心となるのがAEMSです。見据えるのは自営送電線網の整備とあわせたエリアの拡大と機能の充実。それによって、暮らしとイノベーションを支える「スマートグリッド」への発展をめざしています。

地域のエネルギー運用とともに災害時のエネルギー情報を管理する拠点。住宅や商業施設、オフィスなどの電力使用状況を見守り、暮らす人や働く人により効果的な省エネのための情報を配信。また災害時には電力の融通も担います。街全体を俯瞰しながら、より環境にやさしい街へと導いていきます。

太陽光発電や蓄電池などの分散電源エネルギーを街区間で相互に融通するスマートグリッドの運用を開始。自営の送電線を使い、電力会社の電力と分散電源を併用しつつ、電力を街区間で融通しあうことで街全体の電力ピークカットを実現します。平日はオフィスでの電力需要が高まるため「ららぽーと柏の葉」から「ゲートスクエア」に電気を供給。商業施設での電力需要が高まる休日は「ゲートスクエア」から「ららぽーと柏の葉」に電気を供給します。これらの取り組みにより地域レベルで約26%の電力ピークカットを達成、省エネルギー・CO2削減を実現します。

再生可能エネルギーや蓄電池を利用しながら、災害時に効果的にエネルギーを管理。それによってBCP(事業継続計画)、LCP(生活継続計画)対応を可能にしています。ゲートスクエア内では停電時にも通常時の6割程度の電力が供給され、3日間の維持が可能。また住居棟では非常用エレベーターや照明、共用部への電力供給が可能となります。さらに地下水ポンプを稼働させることによって生活用水を確保。街に安心を届けます。

02暮らしの省エネルギーを実現する街
“エネルギーの見える化”を通じて住民の参加意識を高めながら環境にやさしい暮らしを提案するHEMS。専用タブレットやPC・スマートフォンなどに各世帯のCO2排出量を表示するほか、AI機能によるエネルギーの使用状況に応じたアドバイスや省エネ達成のランキングなどもお知らせします。また、もしもの時に住民の協力を促す節電要請機能(デマンドレスポンス)も備えるなど、災害に強い街づくりに貢献しています。さらに外出先から照明や空調の制御も可能としています。 〈ゲートスクエア「パークアクシス柏の葉」〉

03CO2削減のためのロードマップ
快適性を高めながら、CO2削減のための長期的なビジョンを形にした 「ロードマップ」を策定。技術の進歩を見据えながら、2030年の排出量削減率60%を目標に低炭素化への取り組みを本格化させています。

04サスティナブルデザイン
電力などに頼らずに自然の熱や空気を活かして、地球への負担を減らすサスティナブルデザイン。「ゲートスクエア」の各棟ではこのサスティナブルデザインとAEMS〈エリアエネルギー管理システム〉を組み合わせて、2棟で約40%、ショップ&オフィス棟単体では約50%のCO2排出量削減を達成。日本型のグリーンビルディングを他に先駆けて実現いたします。

05再生可能エネルギー、未利用エネルギーを活用する街
太陽光パネル・風力発電装置や、地下水・雨水の利用など、再生可能エネルギーを利用します。また、生ごみバイオマス、CGS排熱など未利用エネルギーの徹底活用でCO2排出量の大幅な削減を目指しています。


人に役立つ新しい産業が生まれます
新産業の創出は、日本経済の発展と活性化には欠かせないものです。柏の葉が位置するつくばエクスプレス沿線は、さまざまな学術・研究機関やインキュベーション施設が集まります。そのポテンシャルを活かし、あらゆる視点から新産業の芽を育て、応援していきます。
01最先端の人と情報が集まる街
多様な人、最先端の情報の交流から生まれるアイデアや、開発のスピードアップなど、より創造的なビジネスのための点となるオフィス空間「KOIL」。
ベンチャー支援の専門家によるサポートや国内外の起業家などとのネットワークにより、新しい事業や研究領域の開拓を進めます。

02世界に羽ばたく起業家を支援する街
TEPは沿線の大学、研究機関、行政、民間企業、そして個人の専門家が連携する日本でも有数のベンチャー支援組織として2009年に誕生。2014年4月からは、KOILに拠点を移し、より積極的に支援活動を行っていきます。

04IoTビジネス共創ラボ
柏の葉 IoTビジネス共創ラボでは、柏の葉キャンパスを中心として、つくばエクスプレス沿線エリア一体に構築されたIoT通信環境を活用して、近隣地域へのIoTの普及や活用、IoT関連ビジネスの機会創出や協業を目的に、民間企業、行政、研究機関など様々な組織の皆様と連携して活動しています。

05イノベーションフィールド柏の葉
柏の葉の街を舞台にした実証プロジェクトの受け入れを一括して行う実証プラットフォームです。
あらゆる機能が約3km圏内に凝縮したコンパクトな街を舞台に、企業規模・業種に関わらず、AI・IoTおよびライフサイエンス・メディカルの2分野での新たな製品・サービスを共に生み出していくことを目的に様々な実証実験を受け入れています。
