ABOUT柏の葉スマートシティとは
課題解決の街
世界の未来のために、この日本が託された課題の解決に向けて、私たちは街づくりのテーマを3つ掲げました。
この地球にどこまでもやさしい「環境共生都市」。日本の新しい活力となる成長分野を育む「新産業創造都市」。
すべての世代が健やかに、安心して暮らせる「健康長寿都市」。
ここ柏の葉スマートシティは、この3つのテーマの最適解を求め、ハードとソフト、そしてここに集うひとのハートまで、すべてを叶えることで、
「世界の未来像」を具現化していくのです。
モデルを具体化
災害にも強い街
安心して暮らせる街
なる成長を育む
街づくりの枠組み(推進スキーム)
「柏の葉 国際キャンパスタウン構想」は2008年策定、2014年充実化。
3つの街づくりテーマを軸に、8つの目標と27の方針、重点施策を提示

- 柏の葉国際キャンパスタウン
- =公民学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市
- 目標1
- 環境と共生する田園都市づくり
- 目標2
- 創造的な産業空間の醸成
- 目標3
- 国際的な学術・教育・文化空間の形成
- 目標4
- サスティナブルな移動交通システム
- 目標5
- 健康を育む柏の葉スタイルの創出
- 目標6
- 公・民・学連携によるエリアマネジメントの実施
- 目標7
- 質の高い都市空間のデザイン
- 目標8
- イノベーション・フィールド都市
公・民・学の連携による街づくり
環境のこと、エネルギーのこと、そして食料や健康のこと。解決していかなければならない課題は、未来の前に山積している。
日本は、世界より一足早く、その課題を目の当たりにしてきた。
だからこそ、それを解決することは私たちの責任なのかもしれない。そんな使命感を抱き、ここ柏の葉スマートシティでは、「公・民・学」の連携をベースにした、すべてのひとにオープンなプラットホーム、解決のステージづくりをはじめています。
「世界の未来像」がただの構想で終わらないために、この街が、この街の未来が、「世界の未来像」を先駆けるために。


柏の葉の歴史
江戸〜明治三井が中心となって始まった開墾入植
柏の葉の街が広がる下総台地は、古来馬の産地として名高い土地でした。
江戸時代には幕府直轄の放牧場として幕末まで馬の育成に利用されてきました。現在の柏の葉エリアは、この幕府の放牧場の一つである「小金牧」に含まれています。
明治になると、政府は「小金牧」を廃止し、開墾入植することにしました。
この事業の中心となったのが、当時の三井家の惣領であった8代目三井八郎右衛門高福です。高福は開墾会社の総頭取となり地域の開発や学校設立、神社建立などに協力しました。
その後、千葉県では開墾地の入植順に数字を冠した地名がつけられ、柏市では4番目の「豊四季」、12番目の「十余二」の地名が今でも残っています。

【みつい・たかよし】 江戸時代より続く三井家惣領家の8代目。天保期以降の経営難の時期に家政の改革に取り組んだ。幕末〜維新の複雑な政局を乗り切り、三井銀行、三井物産を興し、財閥としての基礎を築く。
公事業にも尽力し、現在の柏の葉エリアを含む幕府の放牧場・小金牧の開墾事業にあたる。

昭和新たな歴史を刻み始めた三井不動産と柏の葉
朝鮮戦争にともない、現在の東京大学・千葉大学の両キャンパス・県立柏の葉公園がある付近188haに、アメリカ空軍通信基地が設置されました。
その後、高度経済成長に沸く昭和36年に、三井不動産により「柏ゴルフ倶楽部」がオープン。平成13年に閉鎖されるまでの40年間、名門クラブとして多くのゴルフ愛好家の方々に愛されました。また、昭和54年にはアメリカ空軍通信基地があった地域が全面返還され、新しい街として再出発することになりました。


平成区画整理を経て新たな街づくりがスタート
柏の葉エリアでは、柏市の都市計画に基づき、2000年より273haの区画整理事業が開始されました。
2005年につくばエクスプレスが開通、柏の葉キャンパス駅が開業し、利便性の向上とともに、柏の葉エリアは新たな時代を迎えることになりました。2008年には千葉県・柏市・東京大学・千葉大学による「柏の葉国際キャンパスタウン構想」が発表され、次世代のモデル都市として脚光を浴びることになりました。

現在第2ステージの街づくりを推進中
2014年の「ゲートスクエア」のグランドオープンにより、住宅、商業、オフィス、ホテル、ホールなどの都市機能が集積した、複合開発型のスマートシティが本格稼動しました。そしてゲートスクエアオープン以降は、柏の葉スマートシティのさらなる進化・成長を目指し、周辺エリアの開発に着手し、第2ステージの街づくりに移行しました。
第2ステージでは、ゲートスクエアを中心に具現化した最先端のスマートグリッドをはじめとするスマートシティの機能を、街全域(約300万㎡)へ広げていくとともに、公・民・学で連携しながら次世代ライフサイエンスの産業創造拠点の開発などを行い、「イノベーションキャンパス構想」の実現に向けた街づくりを進めてまいります。

柏の葉街づくり変遷
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土地区画整理事業スタート
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2000年平成12年東大柏キャンパス開設
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2001年平成13年三井柏ゴルフクラブ閉鎖
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2003年平成15年千葉大学環境健康フィールド
科学センター開設 -
2005年平成17年つくばエクスプレス開通
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2006年平成18年柏の葉アーバンデザインセンタ(UDCK)開設ららぽーと柏の葉開業(約160店舗)
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第1ステージ -始動期-
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2008年平成20年国際キャンパスタウン構想策定
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2009年平成21年パークシティー柏の葉キャンパス 一番街竣工(977戸)
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2011年平成23年総合特区環境未来都市認定
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2012年平成24年パークシティー柏の葉キャンパス 二番街竣工(880戸)
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2014年平成26年駅前中核街区 ゲートスクエア開業
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第2ステージ (現在進行中)
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2016年平成28年アクアテラス完成(調整池高質化)「LEED-ND」でプラチナ認証を日本初取得パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワーイースト竣工戸(349戸)
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2017年平成29年ライフスタイル提案型の複合商業施設 柏の葉T-SITE開業
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2018年平成30年パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワーウエストウエスト(491戸)高架下賑わい施設 かけだし横丁グランドオープン
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2019年令和元年ラグビーニュージーランド代表オールブラックスキャンプ